KAAT 神奈川芸術劇場『金閣寺』

…Center Festivalは、ニューヨークの総合芸術施設リンカーンセンターで開催される芸術祭。1996年にスタートし、今年で16回目を迎えるもので、演劇・音楽・ダンス・オペラといった様々なジャンルの公演が、毎年世界中から招聘されています。 「リンカーンセンター・フェスティバル2011」に今回日本からは、「金閣寺」が招聘されました。 「金閣寺」公演は、三島由紀夫の原作英題でもある「The Temple of the Golden Pavilion」のタイトルで、7月21日から24日の期間、Rose Theater(ローズ・シアター)で、毎日1公演ずつ全4回上演。公演は日本語で行われ、英語字幕で対応する予定。“The Temple of the Golden Pavilion” 2011年7月21日~7月24日 全4回 7月21日(木)20時 22日(金)20時 23日(土)20時 24日(日)14時 会場:Rose Theater2012年日本凱旋公演 “リンカーンセンター・フェスティバル2011”に正式招待され、大絶賛を受けた舞台が、東京、大阪での凱旋公演決定! 宮本亜門が芸術監督を務めるKAAT 神奈川芸術劇場オープニング作品として上演された「金閣寺」。生来の吃音から疎外感に悩まされ育った主人公溝口を森田剛が、下肢に障害を抱えながらも不敵に溝口を挑発する柏木を高岡蒼甫が、また溝口とは寺の同朋で、明るさの裏で自死を選ぶ鶴川を大東俊介が、それぞれの若者の苦悩を全身全霊で見事に演じました。 「金閣寺」は舞台と映像、身体、声で三島文学を多層面に描き、「生とは何か」「美とは何か」と自問する溝口と二人の友人を主軸に、現代の若者にも通じる閉塞感を見事に造形します。2011年7月、ニューヨーカーの魂をも揺さぶった「金閣寺」、いよいよ来る2012年1月~2月、日本凱旋公演として上演! TOKYO ◆赤坂ACTシアター 2012年1月27日(金)~2012年2月12日(日)…