佐野史郎という強力なタッグなくしては実現し得なかったこの企画。
演出にパントマイムの動きをベースに独自の世界間で注目を集めている小野寺修二が参戦。
笑いあり、スリルがあり、最後にはまさに「笑った分だけ、怖くなる」
推理小説家として成功しはじめた主人公だったが、税金のことを忘れて財産を使ってしまう。そこで会計事務所の所長である友人の浜崎五郎や妻と共に、購入した品物を何とか経費として処理しようと試みる。夫婦で行ったハワイ旅行、ゴルフセット、妻の実家の風呂の工事費用など、研究費として経費にするために無理矢理小説の題材に盛り込んでいく。果たして小説はどのような結末になるのか…東野圭吾のブラックユーモア溢れる傑作
市役所で戸籍係をしている夫と美人ではないが清楚で控えめな妻。平和で波風の立たない人生をこよなく愛する夫婦の前に、突然現れた妻の学生時代の女友達。この女友達、実は売れっ子女流評論家でことあるごとに妻をこき使うようになりはじめ、平和な生活に罅が入り始め・・ラストのどんでん返しに思わず背筋が凍る恐怖の瞬間。
佐野史郎
2015年4月15日(水)〜19日(日)
全席指定 5,500円(税込)
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
電話 03-5391-2111(代)
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。駅地下通路2b出口と直結しています。