2016年度の各演劇賞を受賞した『キネマと恋人』が待望の再演!
2016年に初演し、連日観る人を温かい気持ちに包み込んだ『キネマと恋人』が、2019年6月待望の再演を果たします。演劇界を代表する演出家、ケラリーノ・サンドロヴィッチを初め、オリジナル・キャスト、スタッフはそのままに、会場はシアタートラムから世田谷パブリックシアターに移して、またあの夢に溢れた世界が戻ってきます。
本作は、傑作を生み出し続けるアメリカ人映画監督ウディ・アレンの映画「カイロの紫のバラ」(1985年製作、86年日本公開)にインスパイアされた作品です。KERA版では、1930年代の日本、架空の「梟(ふくろう)島(じま)」の港町に舞台を置き換え、登場人物たちは架空の方言を話します。
30年代の日本は、政治・経済・文化のどの領域でも、世界恐慌の煽りを受けていた激動の時代であり、大正ロマンの残滓と昭和モダンが花開いた時期です。庶民の娯楽の座を占め始めていた映画は、まさに市井の人々の心のオアシスでありました。そんな時代背景を踏まえて、銀幕の俳優への女性の淡い恋心をめぐる騒動を、KERAならではのファンタジックでビターなコメディに仕立てます。
1930年代、東京から半年遅れて映画が上演される、梟島の小さな映画館が舞台。ハルコにとって映画は生き甲斐。ある日いつものように映画を観ていると、銀幕から寅蔵が話しかけてきて―――
【公演日程】 2016年11月15日(火)~12月4日(日)
【会場】 シアタートラム
【受賞】
第4回 ハヤカワ「悲劇喜劇」賞
第51回 紀伊國屋演劇賞 個人賞(台本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ)
第68回 読売文学賞 戯曲・シナリオ賞(台本 ケラリーノ・サンドロヴィッチ)
ともさかりえ
三上市朗、佐藤誓、橋本淳
尾方宣久、廣川三憲、村岡希美
崎山莉奈、王下貴司、仁科幸、北川結、片山敦郎
日程:2019/6/8(土) ~ 2019/6/23 (日)
日時詳細はこちら
全席指定
S席(1階席・2階席) A席(3階席)
一般=S席 7,800円 A席 4,800円
高校生以下 ※=S席 3,900円 A席 2,400円
U24 ※=S席 3,900円 A席 2,400円
友の会会員割引 ※=S席 7,500円
せたがやアーツカード会員割引 ※=S席 7,600円
※チケットの詳細、ご購入は世田谷パブリックシアターのHPで→こちら
◆未就学のお子様はご入場いただけません。
◆開演後は本来のお席にご案内できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
会場:北九州芸術劇場 中劇場
日時:6月28日(金)~30日(日)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
日時:7月3日(水)~ 7日(日)
会場:名古屋市芸術創造センター
日時:7月12日(金)~ 15日(月・祝)
会場:盛岡劇場 メインホール
日時:7月20日(土)~ 21日(日)
会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
日時:7月26日(金)~ 28日(日)
〒154-0004
東京都世田谷区太子堂4丁目1番地1号
TEL:03-5432-1526(代表)
世田谷パブリックシアター・シアタートラムは、東京都世田谷区太子堂の三軒茶屋駅前にある26階建て高層ビルのキャロットタワー内にあります。