ある日、村の砂浜に肌の色も言語も違う異人が打ち上げられる。
村人はそれを「赤鬼(小野寺修二)」と呼び、村八分にされている「あの女(黒木華)」が 呼び寄せたという偽りの噂が広まる。
赤鬼は人を喰うと誤解され、村人に迫害されたあげく 処刑されることが決定する。
あの女は徐々に赤鬼と心を通わせ、 赤鬼が人でなく花を食べること、理想の地を求めて浜にやってきたことを知り、 白痴の兄「とんび(柄本時生)」、嘘つきの「ミズカネ(玉置玲央)」と共に、 赤鬼を救出しようとするが・・・。
1996年初演。
人種間における差別という普遍的なテーマを、巧みな言葉遊びと軽快なテンポで痛快に描き出す同作品は、大きな話題を呼ぶ。
その後2004年に、タイ版、ロンドン版、日本版の3バージョンにて上演。 現地でのワークショップを経て創作されたタイ、ロンドンバージョンでは “赤鬼”役を野田秀樹自身が演じ、再び大きな注目を集める。
同作品にて、第4回朝日舞台芸術賞、 第12回読売演劇大賞演出家賞・作品賞を受賞。
竹内英明、傅川光留、寺内淳志
2014年6月4日(水)~15日(日) 全15回
4日(水)19:30
5日(木)19:30
6日(金)19:30
7日(土)13時/17時
8日(日)13時/17時
12日(木)15時/19:30
13日(金)15時/19:30
14日(土)13時/17時
15日(日)13時/17時
全席指定・税込 6,500円
東京都渋谷区神宮前5-53-1