ないのにあると言い張る人は面白い。その人に見えている幸せ。実際あってもなくてもどちらでも良い。ここに象がいます。へえ、良いじゃない。
持っているのに持ってないの言い草に鼻白む。足りない足りないと言う人に興ざめる。充分あるじゃない。いやもっと欲しいんです。
ここに花束があります。時計があります。シャンデリアがあります。幸福があります。あるんです。だってその人が言うから。実際あってもなくてもどちらでも良い。
ゼッセイの美女がいました。全ての男がひれ伏しました。何でも手に入れられました。でも。埋まらない埋まらないを埋めるのは、「埋まっている」の宣言。
ゼッセイの美女はいたかもしれない、いなかったかもしれない。実際いてもいなくても良い。ここには何もないと宣言してそれが、満杯であると同義である幸せ。
本日は、ご来場頂き誠にありがとうございました。
小野寺修二
2016年3月24日(木)~31日(木)
24日(木)19時30分 ※プレビュー公演
25日(金)19時30分
26日(土)14時/18時
27日(日)14時
28日(月)19時30分
29日(火)14時/19時30分
30日(水)19時30分
31日(木)14時
(日時指定・全席自由・税込)
一般前売 3,500円 当日 4,000円
※プレビュー公演 3,000円
小中高校生チケット 2,000円